蓮根バプテスト教会

巻頭言

2024年3月10日

主の十字架の愛で、あなたは救われています

 日本人は世界の民の中で、最も内面性の深い民だと言われています。また、日本人は自意識の領域は狭いのですが、潜在意識の領域は深く広いとも言われています。日本人が、主イエス・キリストの十字架は、わたしたちを赦し、癒し、永遠の命を与えるためであったと信じるとき、日本人の潜在意識は解放され、目覚めるのです。しかし、この無意識の領域を癒やし、深層心理を解放できるのは、天地万物を創造された父なる神、救い主なるキリスト、父なる神とキリストの御霊である聖霊なる神、すなわち三位一体の主なる神ただお一人なのです。
 わたしたちは、「天のお父様!」と祈っても、「イエス様!」と祈っても、「聖霊様!」と祈っても自由です。同じ三位一体の主のみ名を呼んでいるわけですから、必ず主は応えてくださいます。わたしたちが、主に向かって祈るならば、わたしたち日本に住む人々の可能性は無限に広がります。主の十字架の愛で救われているわたしたちは、どんな時でも落ち込む必要はありません。主のみ名を呼び祈るなら、わたしたちにできないことはないのです。希望をもって今日と明日を感謝と喜びをもって歩んでいきましょう。

主任牧師 高木康俊

巻頭言

2024年3月3日

主の臨在を全人格的に覚えよう

 わたしたちキリスト者は、主イエス・キリストが今も生きておられ、いつもわたしたちと共におられると信じています。ただ、日常的に、いつも主がそばにおられることを覚えていますか?と問われれば、日々の忙しさに追われて、主の臨在を忘れてしまっていることが多いと告白せざるを得ないのではないでしょうか。わたしたちは、心で主イエス・キリストの臨在を信じてはいても、現実の生活の中で、心と体と霊をもって全身全霊で、主を覚えることはなかなか困難です。
 でも、主イエスは、「心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。」と言われました。願わくは、主がみ言葉によって命じられたとおりに、心と体と霊をもって、全人格的に、日々、生活のただ中で、主の臨在を覚えて過ごしていきたいものです。なぜなら、主は本当に、日々、わたしたちと共におられるからです。

主任牧師 高木康俊

巻頭言

2024年2月25日

イエス様に聞いてみましたか?

 キリスト教会において、多くの人々が、神の愛のために、福音を宣べ伝えるために、多くの尊い働きをしています。それは感謝なことなのですが、時折心配になります。その活動やパフォーマンスは、主イエス・キリストに聞いて行っていることなのだろうか?と気になるのです。もちろん、「主の福音のために」「主の導きで」「主に示されて」と皆さんおっしゃっていますが、本当に主イエス様に聞いておられるのか?と心配になります。自分がやりたいと思っているプログラムや活動を自分の考えでやっているだけではないのか?主は「わたしは彼らに語っていないし、彼らはわたしに聞くこともなく、ただ彼らがやりたいと思っていることを行っているだけだ」と言われているのではないか?もし、そうだとしたら、そこで行われているすべてのパフォーマンスは、自己満足に過ぎず、主の御業とはならず、主の臨在も、主の栄光も現れることはないでしょう。今一度、あなたにお尋ねします。あなたは、イエス様にお祈りをして聞いてみましたか?日々の働きをイエス様に聞いてなさっていますか?大切なことは、まずイエス様に祈って聞いてからにしましょう。

主任牧師 高木康俊