蓮根バプテスト教会

巻頭言

2024年3月31日

主イエスは今もあなたの前に生きておられる

 今日の礼拝は、復活祭、イースター礼拝です。そして、この礼拝は、今も目の前に生きておられる主イエス・キリストを覚えて、主の復活をお祝いする礼拝です。同時に、先に天に召された家族、教会の兄弟姉妹の一人ひとりが、わたしたちの傍らにいて共に礼拝をささげていることを信じて喜び、感謝の礼拝をささげるときです。主は今も生きておられる!わたしの愛する者は今も主と共に生きている!と信じて、主の復活をお祝いしましょう。主イエスを救い主と信じてキリスト者として生きるとき、天に召されし愛する者が、今も主と共に生きているということを確信することができます。天と地が一つに結ばれたイースター礼拝のただ中で、愛する者と共に、今も生きておられる主イエスを礼拝しましょう。そして、次週からの主日礼拝の中でも、同じように、天の愛する家族と共に主を礼拝し続けていきましょう。
 主のご復活を心からお祝いいたします。ハレルヤ、アーメン!

主任牧師 高木康俊

巻頭言

2024年3月24日

主の十字架の愛が全世界に降り注がれますように

 今日から主の十字架の受難の恵みに生きる受難週に入ります。今年は、能登半島地震や日航機事故、そしてイスラエルのガザ地区やウクライナをはじめとする戦争や紛争が拡がり、異常気象も重なって、世界中が困難な状況下におかれています。このような受難の時代だからこそ、主イエス・キリストの十字架の贖いの信仰に生きることが大切になります。あらゆる苦難が、主イエス・キリストの十字架の贖いにより赦しいやされ、慰められ、復活の希望が生まれるからです。主の十字架の贖いの愛がなければ、すべてが無駄になります。主の十字架の愛が、今日の世界には最も必要なものです。今日から一週間、主の十字架を信仰の目を持って見上げ、傷つき痛めるすべての人々のもとに、主が来てくださるようにと祈り続けましょう。主の十字架の恵みと愛が全世界に降り注がれる受難週となりますように。アーメン。

主任牧師 高木康俊

巻頭言

2024年3月17日

聖霊の風が吹くとき、あなたは救われる

 現代社会は、戦争や自然災害、感染症の大流行、仕事や人間関係のストレスなどで、多くの人々が疲れ果て生きる希望を失っています。その中で、わたしたちキリスト教会は何ができるのでしょうか?いや、その苦しむ人々の救済のために何ができているのでしょう?もちろん、クリスチャンをはじめ多くの人々が災害地や戦時下にある地域に入り、ボランティア奉仕に従事しておられます。また、多くの人々が義援金をささげ、紛争地に平和が来るように、災害の被災地に一日も早い復興の日が訪れるようにと祈っています。それでもなお、あちこちで新たな紛争が起こり、災害が発生していますし、世界の混迷は深まるばかりです。
 でも、わたしたちには希望があります。主イエス・キリストが十字架にかかり、わたしたち人類の罪を赦しきよめ贖(あがな)ってくださっているからです。そして、この主イエス・キリストは十字架にかかって三日目に復活され、今も生きて働いておられます。この主に期待して祈るとき、主の御霊なる聖霊の風が吹き、混乱と混迷の中に閉じ込められ苦しんでいる人々を、主ご自身が救い出してくださるのです。

主任牧師 高木康俊