巻頭言
2025年8月31日
主を愛する者は救われる
わたしたちの人生が、幼いころより父と母に守られ、生涯、愛する者と共に助け合い支え合って生きる日々であるなら、どんなにか幸せでしょう。しかし、現実には、闇の力が忍び寄ってきて傷つけられ、家庭も崩壊し、悪が支配する社会に悔しい思いをして生きておられる人々が、今日の世界にはたくさんおられます。なんと理不尽なことでしょうか?
聖書によれば、真実の主なる神は、人々が互いに愛し合い助け合って生きるためにこの世界を創造されたのです。愛し合うことこそが人生の真の目的であると聖書は証言しています。では、なぜ、この世は、さまざまな悪がはびこり、小さく弱き人々が虐げられ、傲慢な者がのさばるような社会になっているのか?
しかし、どんなに暗い世の中であろうとも、希望をもって生きていきましょう!なぜなら、主なる神は、主イエス・キリストを避けどころとし主に依り頼む者を、必ずお守りくださるからです。主は、主を愛する者を必ず窮地から救い出してくださいます。そして、やがてこの世の悪を裁き、悪しき者たちを滅ぼされるのです。だから、真実の神を信頼しましょう!神のもとに立ち帰りましょう!主は生きておられます。アーメン。
主任牧師 髙木康俊
巻頭言
2025年8月24日
霊的な城壁を再建せよ
ペルシャのキュロス大王の勅令によって紀元前538年にイスラエルの民はバビロン捕囚から解放されエルサレムへの帰還が許され、紀元前515年にエルサレムの神殿は再建されて礼拝が再開されます。エルサレムの滅亡(紀元前586年)から約70年ぶりにエルサレム神殿が再建され、神殿礼拝が聖地エルサレムでささげられるようになったのです。
しかし、神殿再建から70年以上がたった紀元前445年ころ、ペルシャのアルタクセルクセス王の献酌官(王の側近)であったネヘミヤのもとに荒れ果てたエルサレムの城壁や町の様子が伝えられたのです。ネヘミヤはその知らせを聞いて悲しみ、断食して主に祈りました。その祈りの中で、ネヘミヤは、エルサレムに帰還し城壁を再建することを決意します。
現代の霊的な神殿、そして聖なる神の都エルサレムこそが、キリスト教会です。今、その神の都なるキリスト教会の霊的な城壁は大丈夫でしょうか?ネヘミヤの時代と同じく、現代のキリスト教会の霊的城壁はサタンの攻撃によって打ち破られて、教会やクリスチャンの魂は疲れ果て、荒れ果ててはいないでしょうか?
私は今こそ、霊的な城壁を再建する(真の霊的リバイバルの)時だと信じています。それは、「主よ、来てください!」と心から主に祈るとき、神ご自身が私たちのところに来てくださり、霊的城壁は再建されるのです。何よりもまず、主ご自身がわたしたち一人一人のところに来ていただけるように、主に叫び求めていのっていきましょう!
主任牧師 髙木康俊
巻頭言
2025年8月17日
聖霊に満たされて生きる人
今、世界では、国と国とが対立し、各地に争いが広がっています。戦争や紛争、経済的対立などがあちこちに頻発(ひんぱつ)しています。そのような中で、わたしたちクリスチャンはどう生きていけば良いのでしょうか?主なる神様はわたしたちに何を求めておられるのでしょう?
聖書では、今日(こんにち)のような悪がはびこる終末的な時代には、霊的に目覚めて賢く生きるようにとの主のみことばが記されています。信仰において霊的に目覚めて賢く生きるためには、わたしたち一人一人が、主イエス・キリストの御霊なる聖霊に満たされて生きることが肝要です。
わたしたちが心から賛美を主におささげして魂の奥底に主のみ言葉が響き渡る時、わたしたちは聖霊に満たされます。だれでも思い悩みがあるでしょう。周囲からの声や世間の目が気になるかもしれません。でも、それら心を悩ますすべてのことを主の御前に捨て去って、心からの賛美を主に向かってささげ、主を礼拝しましょう。主はあなたを聖霊に満たし、人知を超えた主の大いなる救いのリバイバルをあなたの人生に与えてくださいます。
主任牧師 髙木康俊