巻頭言
2024年11月3日
聖霊に助けられて祈る
聖書には、「絶えず目をさまして根気よく祈り続けなさい」と奨められていますが、今の時代はあまりにも祈らなくてはならない課題が多すぎて、疲れ果て祈れなくなってしまいます。
一人でも多くの人々が神の愛によって救われるように、困難の中におかれている方々が解放され救済されるようにと祈り続けたいのですが、戦争や災害や巨悪な事件や自然災害が頻発し、増し加わる祈りの課題の重さに押しつぶされそうになってしまいます。
でも、そのような疲れたわたしたちのために、主イエス・キリストは執り成し祈り続けてくださっています(ローマの信徒への手紙8章34節)。天の御国から主イエス・キリストが祈ってくださっていますので、キリストの愛からわたしたちが引き離されることはありません。
だから、大丈夫なのです。主イエスを救い主と信じるわたしたちに、主イエスは聖霊を遣わし、神の愛を注いでくださるのです(ローマの信徒への手紙5章5節)。
わたしたちは、この聖霊に助けられて祈り続けることができます。疲れ果てて祈れなくなったときでも、主イエス・キリストの御名を呼び、助けを求めるなら、主イエスの御霊なる聖霊がわたしたちを癒し強めてくださって、何の力も愛もないはずのわたしたちのからだの内から、人知を超えた神の平安と祈りが湧き起こってきます。どんなときでも、聖霊に助けられて祈りましょう。主が必ずあなたを助け守ってくださいます。
主任牧師 高木康俊
巻頭言
2024年10月27日
聖霊の助けを受けて祈り続けましょう
わたしたちクリスチャンは、父なる神・救い主キリスト・聖霊なる神の三つのペルソナ(神格)を持ち一つの存在である三位一体の主なる神に向かって、いつも祈っています。しかし、多くの困難に出会い、疲れ果ててしまったとき、わたしたちは祈ることができなくなります。
でも、わたしたちが祈れないとき、主イエス・キリストは、わたしたちのために執り成し祈ってくださっています(ローマの信徒への手紙8章34節)。また、聖霊なる神も、わたしたちのために祈ってくださっています(同8章26~27節)。
ですから、疲れ果てて祈れなくなっていても、主イエスと聖霊の助けを受けて、天の父なる神に向かって立ち上がりましょう。祈りの声は出なくても、心を主に向けましょう。主はあなたに必ず応えて、主の御業を成してくださいます。
恐れなくていいのです。何があろうとも、聖霊の助けを受けて祈り続けましょう。主イエス・キリストは、主イエスを信じるあなたを守ってくださいます。あなたの家族や大切な友を救いに導いてくださるのです。
怖がらなくていいのです。主は必ず、あなたのために良き備えを与えてくださいます。明日を三位一体の主なる神に委ねて歩みましょう。
主任牧師 高木康俊
巻頭言
2024年10月20日
すべての人の贖いとなられたキリスト・イエス
主イエス・キリストは約二千年前にゴルゴダの丘の上で十字架にかかり、すべての人のための贖(あがな)いの御業を成し遂げられました。それゆえに、主イエスを救い主と信じるすべての人は、主の十字架の贖いの御業によって救われます。すべての罪が赦しきよめられ、キリストの御霊なる聖霊を注がれ、永遠の命が約束され、復活の希望に生きることができます。
だからこそ、この地上においてどのような困難な状況があろうとも、主イエス・キリストを信頼して、永遠の命の希望に生きて行きましょう。そこに主ご自身が来てくださり、臨在を現してくださり、主の偉大なる御業を起こしてくださるのです。主は、あなたとあなたの大切なご家族の痛みのすべてをご存じです。十字架の上で共に背負ってくださっています。だから大丈夫です。主を信頼して安心して歩み続けましょう。