巻頭言
2025年12月14日
クリスマスの奇跡
ルカによる福音書に語られている「受胎告知」の出来事は、天使ガブリエルが告げている通りに、処女マリアの胎内に聖霊によって主イエス・キリストが宿ったことがまぎれもない事実であることを証言するために、医師であり主の弟子であったルカが聖霊の導きの中で書き記したものです。イエス・キリストの処女降誕の出来事は、神話ではなく歴史的な事実なのです。聖書に証言されているように「人にできないことも神にはできる」のです。神にできないことは何一つないからです。
このクリスマスの奇跡はわたしたちにも起こります。イエス様が十字架にかかってわたしたちの罪を贖い赦してくださったのは、わたしたちにもクリスマスの奇跡を与えるためでした。わたしたちが主イエスを信じて聖霊に満たされるとき、主は聖霊によってわたしたちの生活のただ中に人知を超えたクリスマスの奇跡を起こしてくださるのです。クリスマスの奇跡、それは聖霊によって神の偉大なる御業が現わされることです。あなたにもクリスマスのすばらしい奇跡が起こりますように。メリー、クリスマス!
主任牧師 髙木康俊
巻頭言
2025年12月7日
インマヌエル(神は我々と共におられる)
クリスマスとは、わたしたちが、神が我々と共におられるということを信じてイエス様を心にお迎えすることです。しかし、今の世界の厳しい状況や日本社会の様々な問題を見ていきますと、果たしてそこに神が共におられるのか?と疑いたくなるようなありさまが広がっています。今はクリスマスを静かにお迎えすることが困難な時代であると言えるでしょう。
でも、そのように闇が深まっている時代だからこそクリスマスが必要なのです。処女マリアに聖霊によって主イエス様が宿られたように、クリスマスは聖霊によって起こる神の御業であり、驚くべき奇跡なのです。どのように難しい問題のただ中においても、主イエス・キリストが共におられて救いの御業を成してくださると信じてクリスマスをお迎えいたしましょう。
主任牧師 髙木康俊
巻頭言
2025年11月30日
クリスマスアドヴェント(待降節)
クリスマスアドヴェント(待降節)とは、クリスマスまでの約四週間のクリスマスを迎える準備期間を指しています。クリスチャンは、このアドヴェントの期間に、過ぎた一年間を振り返り、新たな思いでクリスマスからの新しい一年に備えるのです。キリスト教会の一年は、クリスマスに始まってクリスマスに終わるのです。イエス・キリストを新たに心にお迎えし、キリストの霊と力に与かって新しい一年をスタートするのです。
今日からの四週間を新しい年を迎えるための準備といたしましょう。最も大切な準備、それはあなたがキリストの御霊に満たされて神の力にあふれて生きるようになることです。それこそが新しい時代、すなわち神の国のリバイバルであるクリスマスに備えることになるのです。あなたが聖霊に満たされキリストの力にあふれることを祈っています。
主任牧師 髙木康俊
