巻頭言
2025年10月12日
べテルに上り祭壇を築こう
現代社会は、お金や地位や名声がすべてであるかのような欲望中心の世界になってきています。そうなりますと、人々は、肉欲的(自己中心的、自分ファーストの状態)になり、自己利益ばかりを求め、客観性を欠いた自分に都合の良い情報ばかりを集める「確証バイアス」の状態に陥ってしまいます。日本も含めて、世界はもうそうなっていると言ってよい状況です。世界中が分断し、終末的な様相を呈しています。
それでも希望があります。主イエス・キリストが生きておられるからです。主イエスが、十字架にかかり人類の罪を贖い救ってくださったからです。キリスト教徒だけでなく、イスラム教徒もユダヤ教徒も、仏教徒も、無神論者も、だれでも、主イエスを救い主と信じるなら救われるのです。キリストの十字架の贖いによってすべての人がゆるし清められ、キリストの平和が実現し、世界のあらゆる国と国が、民族と民族が、人と人が和解できるのです。
まずは、この主イエス・キリストによる平和が蓮根教会のうちに満ち溢れ、わたしたちが主イエスを信頼し、主のみを頼りとして、蓮根教会の礼拝堂で礼拝をおささげすることを大切にしていきましょう。主は、蓮根教会の礼拝のただ中に生きておられるからです。
主任牧師 髙木康俊
巻頭言
2025年10月5日
主イエスを信じなさい
「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたも家族も救われます。」(使徒言行録16章31節)との聖書のみ言葉を通して、主はわたしたちに救いを約束してくださっています。このみ言葉で言われている『家族(ギリシャ語「オイコス」)』とは「わたしたちの家族」であり、キリスト教会という「神の家族」、「神の家」をも指しています。また、「救われます」とは、「命の根源」が、「人格の尊厳」が、「存在」が永遠に守られるということです。このみ言葉は、わたしたちがナザレ人イエスを救い主と信じ続けるなら、わたしたちの家族も、わたしたちの教会も、みんなの思いが主にあって一つにされて、互いに赦し合い、愛し合うようになるという主の御約束なのです。
イエス様を救い主と信じて、安心とやすらぎの中に、クリスチャンライフ(主イエスを信じる信仰生活)を歩んでいきましょう。
主任牧師 髙木康俊
巻頭言
2025年9月28日
キリストに在る一致を目指そう
主イエス・キリストを救い主と信じているクリスチャンの一人一人は、キリストの御霊なる聖霊の導きを求めて歩んでいます。牧師も信徒も同じように一人一人が聖霊の導きによって歩むことを大切にしています。キリスト教会はイエスさまの教会ですから、祈りと礼拝の中で聖霊の導きによって同じ思いとなり、キリストにあって一つにされて、この世の中にキリストの臨在と神の愛を証しすることができます。ですから、わたしたちキリスト教会は、キリストに在って一つ思いになれるように祈りながら、キリストの十字架の愛で、赦し合い愛し合って、神の愛を宣べ伝え続けています。
今年もあと二か月余りでクリスマスの季節を迎えます。わたしたち蓮根教会もキリストに在って心を一つにされて、クリスマスに向かって神の愛を宣べ伝えていきましょう。
主任牧師 髙木康俊