巻頭言
2024年10月27日
聖霊の助けを受けて祈り続けましょう
わたしたちクリスチャンは、父なる神・救い主キリスト・聖霊なる神の三つのペルソナ(神格)を持ち一つの存在である三位一体の主なる神に向かって、いつも祈っています。しかし、多くの困難に出会い、疲れ果ててしまったとき、わたしたちは祈ることができなくなります。
でも、わたしたちが祈れないとき、主イエス・キリストは、わたしたちのために執り成し祈ってくださっています(ローマの信徒への手紙8章34節)。また、聖霊なる神も、わたしたちのために祈ってくださっています(同8章26~27節)。
ですから、疲れ果てて祈れなくなっていても、主イエスと聖霊の助けを受けて、天の父なる神に向かって立ち上がりましょう。祈りの声は出なくても、心を主に向けましょう。主はあなたに必ず応えて、主の御業を成してくださいます。
恐れなくていいのです。何があろうとも、聖霊の助けを受けて祈り続けましょう。主イエス・キリストは、主イエスを信じるあなたを守ってくださいます。あなたの家族や大切な友を救いに導いてくださるのです。
怖がらなくていいのです。主は必ず、あなたのために良き備えを与えてくださいます。明日を三位一体の主なる神に委ねて歩みましょう。
主任牧師 高木康俊
巻頭言
2024年10月20日
すべての人の贖いとなられたキリスト・イエス
主イエス・キリストは約二千年前にゴルゴダの丘の上で十字架にかかり、すべての人のための贖(あがな)いの御業を成し遂げられました。それゆえに、主イエスを救い主と信じるすべての人は、主の十字架の贖いの御業によって救われます。すべての罪が赦しきよめられ、キリストの御霊なる聖霊を注がれ、永遠の命が約束され、復活の希望に生きることができます。
だからこそ、この地上においてどのような困難な状況があろうとも、主イエス・キリストを信頼して、永遠の命の希望に生きて行きましょう。そこに主ご自身が来てくださり、臨在を現してくださり、主の偉大なる御業を起こしてくださるのです。主は、あなたとあなたの大切なご家族の痛みのすべてをご存じです。十字架の上で共に背負ってくださっています。だから大丈夫です。主を信頼して安心して歩み続けましょう。
主任牧師 高木康俊
巻頭言
2024年10月13日
約束の地、それともソドム、あなたはどちらを選びますか?
イスラエルとハマス、ヒズボラ、そしてイランとの戦いに終わりが見えません。イスラエル国内もそうですが、ガザ地区やレバノンでは被害が拡大し続けています。みな同じアブラハムの子孫なのですが争い続けています。創世記13章では、アブラハムは親族同士の争いを避けるために潤いの地ソドムを甥のロトに譲って、自分は険しいカナンの地を選びました。しかし、争いではなく平和に生きるためにアブラハムが選んだ険しい山岳地カナンは祝福され、目に見える欲でロトが選んだ潤いの地ソドムとゴモラは滅びるのです。
今も世界の多くの国家や民族や宗教指導者は、主義主張や目に見える軍事・経済的利益や宗教的な教説にこだわり、赦し合い平和に生きる道ではなく、争い殺し合う滅びへの道を選んでいます。今こそ、わたしたちキリスト者が、世界が滅びから救われるように、主イエス・キリストの十字架の愛と復活の力を信じて、主ご自身の御業を待ち望み、立ち上がり祈る時です。
毎週の主日礼拝に集い、主イエスと共に祈り続けましょう。